副業・起業

私が57才で起業を決意したワケ

はじめまして! 

みなみんです。

このブログでは、いわゆる副業や

投資などの、本業以外での収入を

得る方法について

書き進めていこうと思います。


本題に入る前にちょっと自己紹介・・・。

私は今57才の会社員で、某JTCメーカーの

研究所に勤めています。

途中2年ほど東京の本社に勤務した時期が

ありましたが、それ以外の30年ほどは

ひたすら研究所で過ごしています。

ちょっと前までは、何も考えずにこのまま

定年までここで働くんだろうなぁ、

と漠然としたイメージがあっただけ

でしたが、”あること” をきっかけに

そんな悠長なことを言っていられる

状況では無くなってしまいました。

その "あること" とは病気です。

ある日突然、左の耳がほぼ聞こえなくなって

しまいました。

左耳は聞こえないだけではなくて、

すごい勢いで

ずっと耳鳴りがしています。

絶えず "キーン " とか "ヴォーン" とでも

いうような、とても不快な音が頭の中を

巡っている状態です。

とにかく周りの人と会話するのも

ままならない状況だったので、

すぐに耳鼻科へ行って

診察してもらいました。


聴力検査をしたところ、右耳は機能に

何ら問題は無くて、左耳の耳鳴りのせいで

相手の言うことが

聞き取れない状態になっている、

ということがわかりました。

”突発性難聴” という診断名が

主治医により下されて、

炎症性である可能性が高いから、

という理由で

ステロイド薬が処方されました。


突発性難聴って、時々芸能人とかでも

この病気にかかる人いるよな、と思い、

その時は全然深刻に

考えてもいませんでした。が、

日によって耳鳴りの強さがひどかったり、

そうでもなかったりして、

一向に治まる気配はありません。

2ヵ月ほど薬を飲み続けましたが、

一向に症状は治まらず、通っていた

耳鼻科の主治医から大学病院へ行くよう

勧められました。

千駄ヶ谷の慶應大学病院宛の紹介状を

書いてもらい、初めて受ける何種類もの

聴力検査と、頭部MRIの撮影を受けました。


一通り検査が終わって、担当医からの

説明を受ける段になりました。



『聴神経が腫瘍化してますね』



『!?・・・』

健康だけは自信があって、

病気で仕事を休むようなことも

ここ十数年なかっただけに、

この医師の一言は

私を打ちのめすのに

十分な破壊力を持っていました。

更に医師の説明は続きます。


『この腫瘍は悪性である可能性は

きわめて低いですが、

治療法はありません。

腫瘍を取り除いたとしても

聴力の回復は見込めない、

と考えてください』

腫瘍≒がん、というのが

一般的な考え方ですから、

宣告されたときは

ちょっと驚きましたが、

良性腫瘍であれば

それ程大きな問題ではありません。

ホッと胸を撫で下ろしたものの、

現実が再び私を襲います。


治療法が無いってことは、

このまともに耳が聞こえない

状態がずっと続くってこと?


そのうち治るだろうと

たかを括っていた私には、

受け入れがたい現実が

怒涛のように押し寄せてきました。


今の仕事は、いつまで続けられるか

わからない・・・・。

60才以降は給料が半減するとはいえ、

65まで安定した収入が得られると

踏んでいた私の目論見は、

この瞬間音を立てて

崩れていきました。


あまりのショックに、

病院を出てから茫然自失で

フラフラと

しばらく歩きましたが、

立ち直りが早いのが

健康と並んで私の取り柄です笑


少なくとも大学受験を

間近に控えた、

下の息子が大学を卒業するまでは、

何とかして収入を

確保しなければならない。


その思いが私を奮い立たせ、

自分ひとりで

十分な稼ぎを得るための

道を求める

長い旅が始まったのでした。


物語は次に続きます。

感想などありましたら

寄せていただけると

大変喜びます^^

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